Simplygonのリメッシュ技術は、これまでに何百もの優れたゲームで遠くの景色を最適化するために使用されてきました。このツールは入力3Dシーンを受け取ると、新たに軽量のプロキシオブジェクトを出力してくれるので、複雑なジオメトリを簡素化でき、より効率的なレンダリングを実現できます。

リメッシャーはボリュメトリックリメッシュプロセスを使って動作するため、不要な内部ジオメトリを除外する形で新たにウォータータイト(水密)のメッシュを作成できます。このプロセスでは、元のモデルのマテリアルはマテリアルのマージ処理により転送されます。通常はこれにより単一マテリアルのオブジェクトが生成されるので、ドローコールを削減できます。またリメッシャーを使うと、スキニング、法線、頂点カラーなど、他の重要なデータも転送できます。
この技術は、オブジェクトまたはテレインタイルを再メッシュして遠隔表示する階層的詳細レベル(HLOD)システムで特に便利です。というのも、窓やひびなど見えにくい詳細が簡略化されるので、パフォーマンスと視覚的品質のバランスをうまく取れるようになるからです。
また遠くにある景色の最適化を自動化するためには、Simplygonのリメッシャーをゲームのビルドパイプラインと統合することが推奨されていますが、個々のアセットをリメッシュすることも可能なので、ユーザーのニーズに基づいて柔軟に利用できるツールです。
リメッシャーは、特定の画面上のピクセルサイズに合わせて最適化されたプロキシを作成するよう設計されています。設定を調整すると、出力されるジオメトリの複雑さを変更できます。さらに簡略化するためにジオメトリカリングを適用して、地面の下にあるジオメトリや交差するオブジェクトなど不要なパーツを削除することもできるので、オーバードローを減らすのに役立ちます。
スタンドアロン機能に加えて、以下の通りSimplygonの他機能とのスムーズな統合が可能です。
- キャラクター LOD チェーン: リメッシュを使うと、トライアングルレデューサーをベースにしたキャラクターLODチェーン内で最も詳細度の低いLODを作成できます。さらなる最適化が可能になり、遠方のより多くのキャラクターをレンダリングできるようになります。
- カスタマイズ可能なオブジェクト: ジオメトリ データ キャスターを使ってリメッシュを適用すると、カスタマイズ可能なゲーム内オブジェクトのプロキシを作成できます。
- 複雑なマテリアル: コンピュート キャスターでリメッシュを利用すると、頂点カラーがブレンドされた詳細のマテリアルを備えたアセットのプロキシを作成できます。
- Unreal Engineのプラグイン: Unreal Engineをお使いの場合、リメッシュパイプラインはUnreal EngineのSimplygonプラグインと統合されています。よって、より効果的かつ効率的なHLOD作成プロセスの簡略化が可能です。
- NVIDIA マイクロメッシュ: RTX4000+シリーズなどの最上位ハードウェアを対象とする場合、リメッシャーはNVIDIAのマイクロメッシュテクノロジーもサポートします。
Simplygonのリメッシュ技術を使うと、ゲーム開発プロセスがいかに改善されるかを詳しくお知りになりたい場合には、評価についてお問い合わせいただくか、製品デモのリクエストをお願いいたします。