Simplygonのトライアングルレデューサーは、世界中の多くの優れたゲームにおいて3Dアートのパイプラインの基礎となっています。このツールは三角形の数が少ないメッシュのバリアントを作成することで、レンダリングのパフォーマンスを最適化するよう設計されています。

トライアングルレデューサーはモデルのジオメトリを分析し、視覚的な影響が最小限の三角形を排除してくれるので、複雑さを軽減できます。削減対象は三角形の特定の比率、数、画面サイズ、または最大偏差に基づいて設定できます。柔軟に使えるツールなので、技術的な制限に対処したり、詳細レベル(LOD)の切り替えを最小限に抑えたり、複数のアセット間で設定を標準化したりする場合にとても有益です。
主なユースケースは詳細レベル(LOD)チェーン作成です。LODチェーンは段階的に簡略化されるモデルバリアントのシーケンスです。遠くのレンダリングを行う場合は、低い詳細レベルのモデルが使われます。
もう1つのユースケースは、複数のプラットフォーム向けのゲームを開発する際に生じます。トライアングルレデューサーを使うと、モデルの詳細レベルを特定の対象プラットフォームごとに調整できます。この点はVRヘッドセット、スマホ、ハンドヘルド型のコンソールといった性能があまり高くないプラットフォームを対象にする場合に特に重要になります。
トライアングルレデューサーは、開発者の特定の最適化要件に合わせて構成できます。具体的にはUV座標、接線、法線、頂点カラー、スキニングデータなど特定のモデルの機能が考慮され、これら各要因の重要性は相対的に決められます。柔軟性があるツールなので、アーティストはパフォーマンスを最適化しながらも視覚的品質を維持できます。
加えてレデューサーを他のいくつかの機能と組み合わせて使うと、強力な自動LODチェーンのパイプラインを作成できます。トライアングルレデューサーを補完するSimplygonの機能は、他には以下のものがあります。
- マテリアルのマージ処理: 多数のアセットが一度に画面に表示されている際に、より低いLODレベルでマテリアルのマージ処理を使うと、ドローコールがボトルネックになるのを防げます。
- ボーンレダクション: ボーン削減を使うと、ジオメトリの複雑さと共にリグのスキニングインフルエンスを最適化できます。
- 頂点のウェイト: 頂点のウェイトをブレンド シェイプとスキニングの保持と組み合わせて使うと、優れた品質のキャラクター最適化を自動化できます。
- モジュラー シーム: モジュラー シームをジオメトリ データ キャスターと併用すると、ゲーム内のカスタマイズオプションが多数あるキャラクターやアセットの LODを作成できます。
トライアングルレデューサーを使ってどのようにゲームを最適化できるかを評価されたい場合は、ぜひお問い合わせください